【必読ポイント!】 Claudeとは
できることと基本的な利用法

対話型の生成AIであるClaudeは、自然言語でチャット入力することで、文章の作成や校正、データ分析、プログラムコードの生成など多岐にわたるサポートをしてくれる。ほかの生成AIサービスよりもエージェントとしての機能に優れ、長文や大量の資料にも対応できることが強みとなっている。手順を追って作業を進めたり、長い文章を作成したりすることは得意な一方で、リアルな画像の生成、複雑な集計などは苦手であり、音声の生成には現時点では非対応だ。
プロンプトでは、目的、背景、禁止事項などの条件、参考のメモやファイルなどの素材、出力形式を明確にする、プロンプトエンジニアリングを意識するとよい。たとえばメール本文の作成であれば、次のようなかたちだ。
【目的】取引先へのお礼メールを作成したい
【背景】取引先の担当者に商談の場を設けてもらった
【条件】丁寧なビジネス敬語を使う/本文は150字程度で簡潔に/次回の打ち合わせにも触れる
【出力形式】件名と本文をセットで出力する
回答の精度を上げるには、実例をいくつか示す、あるいは「下書き→推敲→整形」というようにタスクを分解して順番を指示するといった方法が有効だ。プロンプトが長くなりそうだったら、前提、依頼内容、制約条件などの情報のかたまりごとに、XMLタグで区切って構造化するといいだろう。
Claudeでは、ウェブ検索機能を有効にしてはじめて、必要な情報の検索を行なう。プロンプトで明確に指示してもよい。その一次情報が回答に含まれる場合は、出典となるウェブリンクも埋め込まれる。
ファイルをアップロードして情報整理、分析などに使用する場合、チャットではそのファイルがデータ的に占有しつづけ、ほかのチャットなどでは使用できない。プロジェクトに登録しておけば、大量の資料でも、複数のチャットで使うときにも、関連部分を検索して取り込んでくれる。
有料プランで利用できるリサーチ機能では、Claudeみずから調査計画を立て、検索と内容の検証をくり返し、数百にまで及ぶ情報源を調べる。それだけリソースを大きく使い、場合によっては数十分かかることもあるが、1回の検索では見過ごしやすい観点までしっかり拾えるだろう。
文章やコードだけでなく、アプリなどのツールの生成にも役立つアーティファクトでは、「日程調整ツールを作成したい」というように依頼するだけでよい。修正や機能の追加といったこともチャットで指示できる。


















