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誰も行ったことのない場所へ行こう。そして誰もやらなかったことをやろう。の表紙

誰も行ったことのない場所へ行こう。そして誰もやらなかったことをやろう。

逆境を苦しんだ僕からの31のメッセージ

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本書の要点

  • 逆境に陥ったときは、「あきらめる(=状況を明らかにする)」ことが大切だ。「ファクト」を理解して受け入れることで、次のステップが見えてくる。

  • 世界を変えるには、身の回りの「小さな世界」で「小さな変化」を起こすこと。そのためには「小さなチャレンジ」をし続けることが重要だ。

  • 仕事はスピードが勝負だ。完璧ではなく、「6割」を目指して生産性を高めよう。

  • 人生でいちばん大事な力は「知の力」である。知の力は、「人・本・旅」で養うことができる。

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【必読ポイント!】 人生でいちばん大切なこと

逆境に遭ったら「明らめる」

人生には、思いもよらない逆境にさらされることがある。そんなときは「あきらめ」が肝心だ。

しかし、これは単に「諦める」ことではない。「あきらめる」には、「明らめる」、つまり「状況を明らかにする」という意味がある。まずは「ファクト」を理解して受け入れると、次のステップが見えてくるだろう。

著者の人生にも幾度となく逆境が訪れた。著者は学生時代、弁護士を目指していたが、司法試験に落ちて生命保険会社に入社することになる。ここでは同期の中でもっとも早く部長に昇進したものの、40代後半に左遷され、55歳でビル管理会社に出向となってしまった。

退職後は、60歳でライフネット生命保険会社を設立。70歳になる年に立命館アジア太平洋大学の学長に就任した。

そして72歳のとき、突然の病に倒れる。脳出血で右半身が麻痺し、車いすの生活を余儀なくされた。これが著者の人生における最大の逆境だった。

著者は「もう自分の足で歩けない」「右手で文字を書けない」といった、病気の後遺症を「あきらめた」。逆境を「あきらめる」ことができれば、人生はどうとでもなるものだ。

社会に出たばかりの若者は、これからいくつもの逆境に直面するだろう。それでも、世界をより良い方向に変えていくのは若者である。逆境に負けず、毎日を思い切り生きてほしい。

チャレンジなくして成長なし

lielos/gettyimages

社会人1年生は、毎日が緊張の連続だ。新しい経験に直面するたびにプレッシャーを感じ、「自分にできるだろうか」「失敗したらどうしよう」と不安になる。

だが、そう感じるのは当たり前のことだ。たとえ失敗しても「勉強になった」と思えばいい。人は、経験を重ねて成長していくものだ。

これは新入社員に限ったことではなく、ベテラン社員にも当てはまる。人も会社も、チャレンジしなければ成長しない。「うまくいく」とわかっている仕事ばかりしていたら、成長はおろか、幸せな社会人生活を送ることはできないだろう。

著者は、若い人たちに世界を変えてほしいと願っている。そのためにはまず、自分の成長や会社の業績の向上など、「小さな世界」に「小さな変化」を起こすこと。小さな世界を変えていくことで、大きな世界も変わっていくからだ。

そのためには、小さくてもいいから「チャレンジ」をしよう。もちろん、チャレンジしても変わらないかもしれないが、それはそれでかまわない。なによりチャレンジは、人生を楽しく豊かにするものだから。

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要約公開日 2026.02.05
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