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世界のトップリーダーが話す1分前までに行っていることの表紙

世界のトップリーダーが話す1分前までに行っていること

口下手な人が伝わる人に変わる心理メソッド43


本書の要点

  • トップリーダーは、話す前に入念な準備を行う。まずは、(1)目的は何か、(2)メインメッセージは何か、(3)あなたは誰かを考えることだ。

  • 人前に立つときは、「リーダーとしての自分」を操り人形(セルフ・パペット)として俯瞰し、「それを操る自分」と分けて考えるとよい。

  • 人前で話す前には、メンタルを整えることや、周りの協力を得て環境を準備することが大切だ。

  • リーダーが第一印象として重厚感を印象づけるうえで「重厚感の法則」が役に立つ。

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トップリーダーは半年以上前から準備をする

入念な準備がプレゼンの成否を分ける

古今東西のトップリーダーは、話す前に入念な準備を行っている。なぜなら、自身の話を聞いてもらうことは、相手を動かす強力な方法だと知っているからだ。トップリーダーとそのチームによる準備は、人前で話すことが決まったらすぐ始まる。毎年恒例なら3か月から半年前が目安だ。スピーカーを依頼されたら、即手帳にリハーサルスケジュールを記入する。

入念な事前準備をしていたトップリーダーの一例として、安倍晋三元首相が挙げられる。彼は2015年4月29日、米議会の上下両院合同会議で45分間にわたる英語の演説をした。その後、割れんばかりの拍手が沸き起こった。安倍氏は毎日自宅で大声を張り上げて練習をしたという。英語の原稿からは、練習の跡がはっきりと読み取れた。マーカーで大事な部分に線が引かれ、「拍手を促す」といった伝え方の注意点も書き込まれていたのだ。

このように、準備や練習の量と成功の数は比例する。

最初に考える「3つの問い」

Vitalii Barida/gettyimages

プレゼンテーションの予定が決まったら、最初にすべきことは次の3点を考えることだ。

(1)目的は何か

(2)メインメッセージは何か

(3)あなたは誰か

1つ目は、なぜあなたがそのプレゼンをするのかである。プレゼンテーションの語源は英語のpresentであり、名詞で贈り物という意味だ。プレゼンはプレゼントと捉えることができる。

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要約公開日 2025.01.09
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