ゴールドプランなら4,000冊以上が全文読み放題! 7日無料体験はこちらから
5日間で言葉が「思いつかない」「まとまらない」「伝わらない」がなくなる本の表紙

博報堂スピーチライターが教える

5日間で言葉が「思いつかない」「まとまらない」「伝わらない」がなくなる本


本書の要点

  • 頭の中にある単語やアイデアを引っ張り出すには、脳の訓練が必要だ。繰り返し練習することで、どんどんアウトプットが速くなる。

  • 論理的に発想するためには、「5つのWHY」や「バックキャスト」でゴールを考える手法が有効だ。

  • 人の行動をうながすには、頭の中に映像を浮かべられるような「動詞」をたくさん入れて伝えることが効果的だ。

  • プライベートな話題のネタを10個用意しておくと、話題に困らなくなり、相手の興味を引いて話をすることができるようになる。

1 / 6

「言葉の力」を身につけるためのメール講座が始まる

自信をなくした夜、先生との再会

marchmeena29/gettyimages

山崎大、25歳。農学部を卒業し、食品大手で人気企業の「葛原食品」に就職できたという喜びも束の間、予想外に広報部に配属されてしまった。国語が苦手なので理系、人前で話すのが苦手なので研究職を望んでいた大は、毎日のように先輩からダメ出しされるようになる。配属され3年が経っても、「言葉にできないコンプレックス」は深まるばかりだった。

会社で大きなミスをして落ち込んでいたある日、同窓会の知らせが届く。懐かしさに出席を決意するも、いざ行ってみると自分以外の人が輝いて見える。一人でぽつんと立っていた大に声をかけてくれたのが、和田重信先生だった。和田先生は、広告会社から来ていた特別講師で、「広告と言葉」を教えていた。大も一講座だけ受けたことがある。「農学部で広告の講義を受ける人は珍しいから、覚えているよ。レポートも面白かった」と言ってくれた和田先生に、大は思わず、涙ながらに自分の悩みを吐き出した。

じっと大の話を聞いていた和田先生はこう切り出す――5日間で、君の言葉の力を強くしてあげるよ。

こうして、大は5日間、自分の悩みを和田先生にメールで送り、先生から与えられる課題を実行することになる。

2 / 6

1日目 頭の中にあるものを知る

声に出して、脳内に「言葉の花火」を上げる

まず大が相談したのは、「頭の中の言葉がパッと言葉にならない」ということだった。ボキャブラリーが少ないのではないかと感じていたが、何をしたら改善できるのかがわからないと語る大。しかし、和田先生は、ボキャブラリーの問題ではないという。

最初の課題は「30秒で図形の名前を10個言う」だった。理系の大にとっては知っていて当然の単語であるが、それでもいざ声に出そうとするのは難しいものだ。仕事や日常会話に必要な語彙であったら、大はすでに持っているのだ。それでも言葉が出てこないのは、普段から声に出していないからだ。「ものの名前を10個言う」というトレーニングを続けてみよう。続けているうちに、脳の中でどんどん「言葉の花火」が上がりやすくなるはずだ。

もっと見る
この続きを見るには...
残り3619/4505文字

4,000冊以上の要約が楽しめる

要約公開日 2020.12.11
Copyright © 2026 Flier Inc. All rights reserved.

一緒に読まれている要約

人生を変えるモーニングメソッド
人生を変えるモーニングメソッド
ハル・エルロッド鹿田昌美(訳)
「すぐやる人」と「やれない人」の習慣
「すぐやる人」と「やれない人」の習慣
塚本亮
AI分析でわかった トップ5%社員の習慣
AI分析でわかった トップ5%社員の習慣
越川慎司
心理的安全性のつくりかた
心理的安全性のつくりかた
石井遼介
雑談の一流、二流、三流
雑談の一流、二流、三流
桐生稔
マッキンゼーで叩き込まれた超速仕事術
マッキンゼーで叩き込まれた超速仕事術
大嶋祥誉
超雑談力
超雑談力
五百田達成
「具体⇄抽象」トレーニング
「具体⇄抽象」トレーニング
細谷功

同じカテゴリーの要約

24時間が変わる朝の30分
24時間が変わる朝の30分
吉武麻子
今さら聞けない 伝え方<話す・書く>の超基本
今さら聞けない 伝え方<話す・書く>の超基本
山口拓朗(監修)森泉亜紀子(監修)
「何を考えているかわからない…」がなくなる 部下が自ら動きだす「上司の話し方」
「何を考えているかわからない…」がなくなる 部下が自ら動きだす「上司の話し方」
桐生稔
頭のいい人が話す前に考えていること
頭のいい人が話す前に考えていること
安達裕哉
noteで年収1000万円
noteで年収1000万円
Sai
世界一ゆるい勉強法
世界一ゆるい勉強法
サバンナ 八木真澄
アオアシに学ぶ「答えを教えない」教え方
アオアシに学ぶ「答えを教えない」教え方
仲山進也
「忘れられないあの人」になる小さな習慣
「忘れられないあの人」になる小さな習慣
山内誠治
「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか
「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか
三宅香帆
かくれた「強み」をみつけよう。
かくれた「強み」をみつけよう。
三石原士
無料