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本書の要点

  • 本書ではマネジメントを「組織の成果を上げるための手法、仕組み、行動、およびその行動主体」と広い定義で考え、5つの視点からその基本を押さえていく。

  • チームリーダーはグループ内のメンバーと直接接することが多いため、対人関係を意識したマネジメントが必要だ。まずはチームの骨組みをつくったうえで、コミュニケーションのスキルを磨こう。

  • 経営スタッフは会社全体をマネジメントする。組織構造や人材管理などの「ハード」な側面と、風土・文化の醸成といった「ソフト」な側面の両面からアプローチする必要がある。

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マネジメントとは何か?

5つの視点から考えるマネジメント

どんなにテクノロジーが発達しても、「マネジメント」への関心が衰えることはない。だが、「マネジメント」という言葉が何を指すのかは曖昧だ。マネジメントの本家というべきドラッカーも、この言葉は難しい言葉だと述べ、場面によって言葉のニュアンスを変えて使っていた。本書でも、「マネジメント」という言葉を無理に絞り込まず、「組織の成果を上げるための手法、仕組み、行動、およびその行動主体」と広い定義を採用する。

本書の記述では組織の代表として「会社」を前提とし、次の5つの視点から検討を行う。

(1)チームリーダーの視点

(2)ミドルマネジャーの視点

(3)プロジェクトリーダーの視点

(4)経営スタッフの視点

(5)経営者の視点

要約では、2つの視点の要点をまとめる。

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【必読ポイント!】 チームリーダーのマネジメント

まずはチームの骨組みをつくるスキル

PixelsEffect/gettyimages

本書における「チーム」は部や課より小さな単位の組織(4〜5人程度)を想定している。チームリーダーは、もっとも現場に近い担当メンバーに直接接しながら、チームという組織をマネジメントする。

チーム発足後にチームリーダーにまず求められるのは、チームを動かす骨組みをつくることだ。そのためにはまず、「目的意識の明確化」をする必要がある。柔軟性やスピードが重視される仕事の場合にはとくに、向かうべき方向性を最初の段階からチーム全員で共有しておくことはとても重要だ。目標が共有されてこそ、細かいアクションや個人の判断が、全体として整合のとれるものとなる。

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要約公開日 2023.08.09
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