flier_logo
ゴールドプランなら4,000冊以上が全文読み放題! 7日無料体験はこちらから

本書の要点

  • スタッフプラスエンジニアになるメリットは3つある。(1)自分の力を証明する必要がなくなり、もっと大切な仕事に集中できること。(2)重要な意思決定の場に参加する権利を得やすくなること。(3)報酬が増えること。

  • スタッフプラスエンジニアに求められる能力・行動は8つに集約できる。そのうちのひとつは「重要なことに力を注ぐ」だ。上級職になればなるほど、少ない時間のなかでより多くを達成することが求められる。後述するスナッキングやプリーニング、ゴーストチェイシングに時間を費やす暇はない。

  • 昇進を目指すなら、社内での認知度を上げる努力をすべきだ。

1 / 3

スタッフエンジニアとは何か

スタッフエンジニアの定義

エンジニアには2種類のキャリアパスがある。エンジニアリングマネジメントとテクニカルリーダーシップだ。本書の主題となるのは後者、テクニカルリーダーシップである。

テクニカルリーダーシップへの道にはさまざまな中継点がある。本書ではその中継点を、下から順に「シニア」「スタッフ」「プリンシパル」「ディスティングイッシュト」と定義し、上位3つを「スタッフプラス」と呼ぶ。

一般的にこれらの役職は、組織が大きくなるにつれて1つずつ追加されるものだ。テクニカルリーダーシップに携わるレベルを1つしか設定しない会社では、通常「スタッフ」が役職名となる。

スタッフエンジニアになる3つのメリット

svetikd/gettyimage

昇進には多くの時間とエネルギーが必要だ。シニアエンジニアとして快適に働いている人は、スタッフエンジニアを目指すべきかどうか悩むかもしれない。

検討材料として、スタッフプラスエンジニアになるメリットを3つ紹介しよう。

1つ目は、年功序列制度から逃れられること。スタッフプラスの肩書きがあれば、自分の力を証明する必要がなくなり、もっと大切な仕事に集中できる。

2つ目は、「部屋」へのアクセスが容易になること。上層部を中心とした、組織の重要な意思決定の場に参加しやすくなる。

そして3つ目は、現在および将来の報酬が増えることだ。

2 / 3

【必読ポイント!】 スタッフエンジニアに求められる能力・行動

重要なことに力を注ぐ

スタッフプラスエンジニアを指導・育成した経験と、本書を執筆するために多くの取材をした経験から、著者はスタッフプラスに求められる能力と行動を8つ挙げている。要約ではそのうち2つを取り上げる。

まず「重要なことに力を注ぐ」だ。上級職になればなるほど動ける時間は減る一方、より多くの成果を出すことが求められる。そこには3つの障害がある。

もっと見る
この続きを見るには...
残り2529/3302文字

4,000冊以上の要約が楽しめる

要約公開日 2023.04.30
Copyright © 2026 Flier Inc. All rights reserved.

一緒に読まれている要約

人間の解剖はサルの解剖のための鍵である 増補新版
人間の解剖はサルの解剖のための鍵である 増補新版
吉川浩満
イノベーションの考え方
イノベーションの考え方
清水洋
イノベーションのジレンマからの脱出
イノベーションのジレンマからの脱出
株式会社みんなの銀行書籍プロジェクトチーム=永吉健一、中原淳一、吉冨史朗、市原幸子
未来力
未来力
三木谷浩史
ESG格差
ESG格差
松岡真宏山手剛人首藤繭子
精神現象学 上
精神現象学 上
熊野純彦(訳)G.W.F.ヘーゲル
ダイアローグ
ダイアローグ
熊平美香
新解釈 コーポレートファイナンス理論
新解釈 コーポレートファイナンス理論
宮川壽夫

同じカテゴリーの要約

一言で話せ。 仕事ができる人の1%会話術
一言で話せ。 仕事ができる人の1%会話術
宮脇啓輔
AIアウトプット超大全
AIアウトプット超大全
佐藤勝彦
仕事を好きになる技術
仕事を好きになる技術
北野唯我
なぜ、あの人の言葉は心に響くのか
なぜ、あの人の言葉は心に響くのか
川岸宏司
人づきあいの戦略書
人づきあいの戦略書
吉川ゆり
無くならないミスの無くし方[決定版]
無くならないミスの無くし方[決定版]
石田淳
超一流がさりげなくやっている がんばらない気づかい
超一流がさりげなくやっている がんばらない気づかい
末永貴美子
人前で話したくなる声と話し方
人前で話したくなる声と話し方
下間都代子
ビジネスマンの父より息子への30通の手紙
ビジネスマンの父より息子への30通の手紙
キングスレイ・ウォード城山三郎(訳)
頭のいい人が身につけている「決断力」
頭のいい人が身につけている「決断力」
深谷百合子

フライヤーは、著者・出版社の許諾を得たうえで要約を掲載しております。また、選書委員会を設けて今読むべき本を厳選し、ライターが要約を作成しております。詳しくはコンテンツポリシーをご確認ください。