flier_logo
ゴールドプランなら4,000冊以上が全文読み放題! 7日無料体験はこちらから

本書の要点

  • 読みやすい文章は、要点のみを押さえたシンプルで短いものである。だらだらと長い文章を書いてしまう人は、不要な情報や言葉を適切に削ったムダのない文章を書けるようになろう。

  • シンプルな文章を書くためには、まず自分の頭の中で書きたいことを整理する必要がある。文章が上手く書けない原因のひとつは、「書くことが明確になっていない」ことである。

  • 文章に触れる習慣をつくり、テクニックを身につけていけば、書くこと自体が楽しくなっていくだろう。

1 / 6

「何を書くか」決まらない

伝えたいことをまず明確に

SIphotography/gettyimages

文章を書くためにはまずその内容が必要となる。これは当たり前のことのように思えるだろう。実は、多くの人は書くべきことを明確にできていないために、文章作成に苦労しているのだ。文章の質を上げるための第一条件は、思考が明確になっていることである。「伝えるべきこと」「伝えたいこと」が自分の中ではっきりと整理できている人は、思考を上手く文章化することができるだろう。

「何となくこういうことを伝えたい」という漠然とした考えで文章を書き始めてしまうと、何を言っているのかよくわからない内容になってしまう。わかりやすく納得できる文章には、短くシンプルな文が集まっている。一方で、整理されていない人の文章はだらだらと冗長になりがちだ。文章を書く前に、漠然とした思考をしないようにする。これを怠ってしまうと、「自分はこれが言いたい」と思うことを的確に言語化することができない。

2つの軸を使う

思考を整理するために最適な方法は、2つの軸を立てて考えを明確にすることだ。軸の内容は人それぞれ異なっているが、その2つの軸が交差するところに、「あなたが伝えたいこと」がある。たとえば、あなたが「新しい洋服を買いたい」と思ったとき、「シャツ」の軸と「好きなブランド」の軸の2つを設定すれば、欲しい商品を明確にすることができる。それと同様に、自分が書くべき文章の要素を2つ軸に当てはめるとよい。商品開発の企画書であれば、「自分が興味関心を寄せている商品」と「お客様のメリット」の2つを交差させる。そこで浮かび上がった商品をプレゼン資料の文章に落とし込む。こうした2軸の考え方を日ごろから行なうようにしたい。

これだけでは具体性がないため文章化がしづらいという人は、2つの軸を設定した上で「それを形にするための情報を集める」作業をしよう。営業職の人であれば、他社の商品のアフターケアの内容など、何でもよいので間口を広くして情報を集める。キーワードを設定して具体化することも効果的だ。そうして伝えたいことについて詳しくなるにつれて、あなたの思考はより明確なものとなるだろう。

それでも書けない

そもそも書く習慣のない人は、1つの軸だけでもいいから思考を全部書き切る練習をしてみよう。そうして書いているうちに、文章を書くことに慣れていく。そのあとに、2軸で思考を明確にして書く段階をふむ。

もっと見る
この続きを見るには...
残り3547/4542文字

4,000冊以上の要約が楽しめる

要約公開日 2020.07.11
Copyright © 2026 Flier Inc. All rights reserved.

一緒に読まれている要約

他人のことが気にならなくなる「いい人」のやめ方
他人のことが気にならなくなる「いい人」のやめ方
名取芳彦
フューチャーワーク
フューチャーワーク
高砂哲男
驚異の「紙1枚!」プレゼン
驚異の「紙1枚!」プレゼン
浅田すぐる
パン屋ではおにぎりを売れ
パン屋ではおにぎりを売れ
柿内尚文
集中力
集中力
井上一鷹
ズボラPDCA
ズボラPDCA
北原孝彦
『鬼滅の刃』流 強い自分のつくり方
『鬼滅の刃』流 強い自分のつくり方
井島由佳
世界観をつくる
世界観をつくる
山口周水野学

同じカテゴリーの要約

一言で話せ。 仕事ができる人の1%会話術
一言で話せ。 仕事ができる人の1%会話術
宮脇啓輔
AIアウトプット超大全
AIアウトプット超大全
佐藤勝彦
仕事を好きになる技術
仕事を好きになる技術
北野唯我
なぜ、あの人の言葉は心に響くのか
なぜ、あの人の言葉は心に響くのか
川岸宏司
人づきあいの戦略書
人づきあいの戦略書
吉川ゆり
無くならないミスの無くし方[決定版]
無くならないミスの無くし方[決定版]
石田淳
超一流がさりげなくやっている がんばらない気づかい
超一流がさりげなくやっている がんばらない気づかい
末永貴美子
人前で話したくなる声と話し方
人前で話したくなる声と話し方
下間都代子
ビジネスマンの父より息子への30通の手紙
ビジネスマンの父より息子への30通の手紙
キングスレイ・ウォード城山三郎(訳)
頭のいい人が身につけている「決断力」
頭のいい人が身につけている「決断力」
深谷百合子

フライヤーは、著者・出版社の許諾を得たうえで要約を掲載しております。また、選書委員会を設けて今読むべき本を厳選し、ライターが要約を作成しております。詳しくはコンテンツポリシーをご確認ください。