
新しい年の始まりは、心と体の状態を見直す絶好のタイミングです。忙しい日常に戻る前に少し立ち止まり、自分を整える時間をつくってみませんか。 本記事では、2026年のスタートにふさわしい、心身を整えるヒントが詰まった5冊をご紹介します。
ライター・フライヤー編集部


「早起きは三文の徳」という言葉があるように、朝の時間には特別な価値があります。新年にあたって、まずは朝の過ごし方を整えるところから始めませんか。
本書は、曹洞宗の住職であり庭園デザイナーでもある枡野俊明さんが、朝の時間の大切さとその活かし方を説いた一冊です。早起きを習慣にし、それを日々積み重ねていくことで、人生は少しずつ良い方向へと拓けていくといいます。
とはいえ、「朝早く起きるのはつらい」という人も多いでしょう。そこで本書が提案するのは、ほんの30分だけ早く起きること。その時間で10分だけ座禅をしたり、掃除をしたり、あるいはテレビやスマホを手放して朝食を丁寧に味わったりする。これなら無理なく始められそうです。
たった30分でも、1年続ければ約180時間になります。「一年の計は元旦にあり」。2026年を幸運な年にするための第一歩として、ぜひ手に取ってみてください。


2025年は、「休養」が改めて注目された一年でもありました。「アクティブレスト(積極的休養)」という言葉が広まり、ただ寝るだけでは疲れが取れないことや、適度に体を動かすことが回復につながることも知られるようになりました。
本書は、科学的根拠に基づいた「正しい休み方」を100のトピックに分けて紹介した一冊です。睡眠、入浴、食事、運動、メンタルなど、あらゆる側面から心身を回復させる方法が解説されています。
「タンパク質をとる」「ぬるめのお風呂に入る」「腸に良い食事をする」といった、一般に健康によいとされる習慣についても、「なぜそれが効果的なのか」を科学的に説明している点が特徴です。
なんとなく不調を感じている人にとって、お正月休みは心身をリセットするチャンス! 本書から取り入れやすそうなものを選び、新しい健康習慣を始めてみてはいかがでしょうか。


スマホを手放せず、いつもあれこれ考えてしまう――。そんなふうに、常に頭をフル回転させていませんか? 体を休めているつもりでも、脳が休まっていなければ、知らず知らずのうちに疲労は蓄積していきます。
本書は、ビル・ゲイツ氏が「マインドフルネスを試してみたい人にパーフェクトな本」と絶賛した一冊。情報にあふれた現代において、「頭をからっぽにする」ことは簡単ではありません。だからこそ、意識的にスマホから離れ、脳を休ませる時間が必要なのです。
本書では、マインドフルネス初心者でも取り組みやすい「10分瞑想」の方法を丁寧に解説しています。たった10分、「今ここ」に集中するだけで、心と体がすっと整う感覚を得られるでしょう。
年の始まりにあえてデジタルデトックスをして、自分と向き合う時間をつくってみませんか。


冬といえば温泉。湯船にゆっくり浸かって疲れを癒す時間は、日本人にとって格別のひとときです。
本書は、全国3600もの湯を巡った温泉ジャーナリストが、温泉の効能や宿の選び方、現地での楽しみ方までを幅広く紹介した一冊です。とくに「ひとり温泉旅」に関するアドバイスが充実しており、「温泉は好きだけど、ひとりだと躊躇してしまう」という人の背中をそっと押してくれます。
また、「ととのう」の代名詞ともいえるサウナについても言及し、効果的な入り方をわかりやすく解説しています。
本書を読めば、きっと温泉に行きたくなるはず。心と体を整えに、温泉旅に出てみてはいかがでしょうか。


山登りに興味はあるけど、本格的な登山はハードルが高い――。そんな人におすすめなのが、本書『フラット登山』です。
フラット登山とは、「気持ちよく歩くこと」を第一に考えた、著者・佐々木俊尚さん考案の新しい登山スタイル。高い山に登ることが目的ではなく、自然の中を無理なく歩くことを楽しみます。
このスタイルの魅力は、場所を選ばない点にあります。山だけでなく、海岸や平地でも実践可能です。要約では、著者おすすめの30のコースの中から、冬でも楽しめる九十九里浜を北上するルートを紹介しています。
自然の中を歩くと心が解放され、体もすっきりします。年の初めに、気持ちのよい一歩を踏み出してみませんか。