
思わず誰かに話したくなる!
飲み会や初対面の場で、「何を話そう……」と悩んだことはありませんか? そんなときに頼りになるのが “雑学”です。 本記事では、思わず「へぇ!」と口にしたくなる、日常の中で使える雑学が詰まった6冊ご紹介します。会話のきっかけ作りに、ぜひ役立ててみてください。
ライター・矢羽野晶子


小学生のころ、心理テストが流行っていませんでしたか? 心理学は、誰とでも会話が盛り上がる定番ネタのひとつですね。
本書『すごく使える心理学テクニック』は、世界中の論文や研究から、日常生活・人間関係・仕事・学び・恋愛に役立つ、80の心理学テクニックを集めた一冊です。
その中から、ひとつご紹介しましょう。ダイエットを成功させるちょっとしたコツ、何だと思いますか? 答えは「お皿を小さくすること」。いつも使っているお茶碗やスプーンをひと回り小さいものに変えるだけで、無意識に食べる量が減るのだそう。実際に心理学の実験でもその効果が証明されており、科学的に正しい方法とされています。
「実は○○すると××になるんですよ」といった身近な心理学ネタをきっかけに、初対面の人との距離をぐっと縮めてみてはいかがでしょうか。


今夜は飲み会。楽しみだけど、明日も仕事だから二日酔いは避けたい……そんなとき、ありますよね。
さて、同じアルコール度数のウィスキーとジンがあったら、どちらを選びますか?
実は、二日酔いを避けたいなら「ジン」が正解なんです。度数は同じでも、色のついたお酒よりも、透明なお酒のほうが二日酔いになりにくいといわれています。
その理由は「コンジナー」と呼ばれる不純物。お酒の風味や個性を生み出すのは、水とアルコール以外の成分(コンジナー)なのですが、これが多く含まれているお酒ほど、一般的に二日酔いを引き起こしやすいのだそうです。
本書『名医が教える飲酒の科学』には、そんなお酒にまつわる雑学がたっぷり詰まっています。「しばらくぶりに飲むと、なぜ弱くなったと感じるの?」「翌日にお腹がゆるくなるのはなぜ?」など、気になるテーマが盛りだくさん。
目の前のお酒を話の肴に、楽しい時間を過ごしてはいかがでしょうか。


大勢での食事が苦手で、会食がある日は憂うつで仕方ない……そんな人にぜひ読んでほしいのが、『僕は、4人以上の場になると途端に会話が苦手になるのか』です。
少人数での食事や会話は平気なのに、人数が増えると急に話しづらくなる――。それ、実は性格の問題ではなく、「脳の仕組み」によるものなんです。
人と会話をするとき、脳は言葉を受け取って反応を返すなど、フル回転で働いています。これが3人まではなんとか処理できるのですが、4人以上になると「ちょっと多すぎるぞ」と脳が処理の限界を超え、パンク状態に陥ってしまうのです。
とはいえ、「じゃあ食事会は3人までで!」とはいかないのが現実。そこで本書では、脳の回転を保つための簡単な体操や、あまり話さなくても“コミュ障”に見られないコツなどもたっぷり紹介されています。
自分で試してみるのはもちろん、大勢の場が苦手な同僚に教えてあげても喜ばれそうです。


温泉が好きという方は多いのではないでしょうか。本書『おとな「ひとり温泉旅」のススメ
』は、温泉ジャーナリストである著者が、ひとり温泉旅の楽しみ方や日本各地のおすすめ温泉&温泉宿を紹介する、読めばきっと温泉に行きたくなる一冊です。
温泉にまつわる雑学も満載です。たとえば、温泉宿の部屋に必ずと言っていいほど置かれている地元の銘菓。筆者はこれを「おもてなし」だと思っていたそうですが(もちろん、それも正しいのですが)、実はもっと深い理由があるのだとか。
それは「貧血防止」。入浴前に甘いものを食べると血糖値が上がり、温泉でふらっとするのを防げるのです。お客様の健康への気配りという点でも、やはり“おもてなし”のひとつなんですね。
そのほかにも、泉質による効能の違いや、天然温泉と人工温泉の見分け方、にごり湯がなぜにごっているのかなど、意外と知られていない面白ネタが盛りだくさん。知れば知るほど奥深い、温泉の世界をのぞいてみませんか?


誰にでも、お気に入りの漫画が1つや2つはありますよね。子どもの頃から当たり前のように身近にあった漫画。大人になった今でも、読みたい作品が次々と登場し、尽きることがありません。
本書『漫画ビジネス』によると、日本では年間1万5000〜2万もの漫画作品が生み出されているのだそうです。ちなみに、日本の映画作品は年間数百本、テレビアニメは300本ほど。そう考えると、漫画ビジネスの規模の大きさには驚かされます。
本書は、そんな日本の漫画ビジネスの全貌に迫った一冊。なぜ日本の漫画文化はここまで成熟したのか? なぜ『ドラゴンボール』や『鬼滅の刃』といったメガヒットが次々と生まれるのか?――その秘密がわかりやすく、そして面白く解き明かされています。
ページをめくる手が止まらないエキサイティングな一冊。漫画好きな方はもちろん、ビジネスの視点からも楽しめる内容なので、ぜひ周りの人にも教えてあげてくださいね。


「人の唐揚げに勝手にレモンをかけるのは犯罪ですか?」
……今まさに、“よかれと思って”テーブルの唐揚げにレモンをかけようとしていた方。思わずドキッとして手が止まったかもしれませんね。
本書は、人気YouTuberで弁護士の岡野武志さんが、日常のちょっとしたシーンをきっかけに「それって犯罪になるの?」と問いかけながら、意外と知らない日本の法律をやさしく解説してくれる一冊です。
ちなみに冒頭の答えは……「ケース・バイ・ケース」。その場に「レモンはちょっと苦手なんだけどなあ」くらいの人がいるだけなら問題なし。でも、重度のレモンアレルギーの人に「レモンをかけないでください」と強く言われていた場合、それを無視すると“器物損壊罪”に該当する可能性があり、「3年以下の懲役、または30万円以下の罰金・科料」が科されることもあるそうです。
「コナン君のキック力増強シューズは違法?」「ウルトラマンが街を壊すのは犯罪?」といったちょっとしたトリビアも満載で、読めば話したくなるネタが次々に出てきます。一冊常備すれば、法律も雑談ネタもぐっと広がりますよ。