
キテる新刊!
毎月びっくりするほどの数の新刊が発売されていて、「どの本を選んだらいいかわからない……」と感じたことはありませんか? 「もうひと推しあったら買うかも」と思うような、本屋さんでよく見かける本もあるはず。1日1要約を提供しているフライヤーでも、残念ながらすべての新刊を紹介しきれません……。 そこで、そんなラインナップのなかから、書店やネットなどで話題となっている本をピックアップして、「推しポイント」をまとめてみました! きっと「あなた好みの1冊」が見つかるはずです。
ライター・石田翼
歴史に名を刻む偉人たちの偉業に触れることはあっても、その人柄や日常を知ることは少ないかもしれません。ましてや子どもには言えないような、トンデモな行動(!)をしていたなんて、知る由もないでしょう。
後世にわざわざ語り継ぐことでもないと、バッサリと切り落とされていた天才たちの“B面”の真実を、作者はどこで見つけてきたのか、あぶり出すことに成功しています。
数学博士号をもつ作者の鮮やかな解説もさることながら、軽妙なタッチで描かれる30人の狂気な日々。非常識でも世界を変える発見や発明をすれば許されると安心するのか、冷たい視線を送るのか。あなたの中の天才性が試される一冊です。
かんき出版 編集部 吉野江里最近、現金を使う機会は減っていませんか?
電車、バス、コンビニなどの支払いで、交通系ICカードなどを利用する人は相当増えたと印象があります。そして、この私もつい最近までその一人でした。
でも、本書を読んで考えを改めました。私たちが身を置くデジタル経済で本当に儲けるのは、カード会社、銀行、IT企業、政府であると本書は指摘します。そして、現金の使用は、衝動買いの抑制につながり、その効能として手元に現金が残るというのです。現金を使うメリットを13の事例を挙げて解説する、ユニークな内容の本書を是非お勧めします。
プレジデント社 書籍編集部 渡邉 崇2026年NHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』の主人公は、豊臣秀吉の弟・秀長です。彼は兄に比べて、一般的な知名度はひどく劣ります。天下人の弟でありながら史料が少なく、わからない部分が多くある謎に包まれた人物なのです。また秀吉も、近年の時代劇などでは要領のよい成り上がり者の面ばかり強調され、その実力が正当に評価されていない傾向にあります。
歴史のテレビ番組でおなじみ本郷和人先生が、教科書にも名前が載っていない豊臣秀長について、図解を交えてわかりやすく解説します。「秀吉の天下統一事業の本当の“すごさ”」などの情報も満載。豊臣兄弟を通じて戦国史への興味と理解がいっそう深まる一冊です。
株式会社興陽館 編集部 田辺准1万冊以上の本を読み、数々の名著の解説本を書いてきた“現代の知の巨人”、出口治明先生が厳選した、ビジネスパーソンが今、読むべき50冊を解説。仕事のなかで誰もが一度は聞いたことのある世界的名著をはじめ、道徳と倫理感、教養、仕事術など6つの章に分け、あらすじや出版当時の時代背景、ビジネスでの生かし方などをイラストや図版とともに解説します。
読書が苦手で名著にはなかなか手を出せない、また、忙しくてなかなか本を読む時間が取れないという人でも、短時間で名著の内容をサクッと理解できるおすすめの1冊。
本書はイラストや図解を多用していますので、2時間で50冊の全体像が理解できます!
新星出版社 編集部 田山 康一郎「こんなに良い商品なのに、どうして話題にならないの!?」
「メディアで紹介されればハネるらしいけど、どうすれば?」
「商品を作ることに必死で、PRまで手が回らない……」
そんな悩みを抱える編集者がある日、阿佐ヶ谷の商店街を歩いていたところ、お客さんが列をなすたいやき屋さんを発見。そこはテレビなどでも多数取り上げられている名物店でした。店主の辻井さんに話を聞くと、忙しい業務の傍らPR活動に取り組んだ結果、200件超のメディアが殺到する話題店になったというではないですか!
その取り組みの内容を余すことなく明かしていただいたのがこの本。自社商品やサービスを知ってもらいたいと願う全ての人におすすめします。
河出書房新社 編集担当者この本を制作する際に、デザイナーの方からこう言われました。「御社は装丁にイラストを使わない方針だとAさんから聞きました」と。しかし、我が社にそんな方針はありません。「人の話って、なぜか間違って伝わるものなんだな」と実感した出来事でした。
本書では、「伝わらないのが当たり前」というスタンスでコミュニケーションをとることを勧めています。「伝わっていないかもしれない。だから、念のため確認してみよう」が自分のデフォルトになると、「伝わってなくてがっかり」という場面は減るはずです。
もし「この人の話って、いつもピンとこないなぁ」なんて相手がいたとしたら、さりげなく本書をお勧めしてみるのもありかもしれません。
同文舘出版 ビジネス書編集部 編集担当者