令和を生き抜くビジネス力とは?
ヒントが見つかる5冊

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熊倉沙希子
令和を生き抜くビジネス力とは?

時代は移り変わるもの。しかも年々、変化のスピードは加速しているように感じられます。親世代や、先輩たちの常識が今も通用するとは限らない……と実感している方も多いのではないでしょうか。

では、これからの時代にビジネスパーソンとして活躍するためには、どんな力が必要なのでしょう。今回は、令和を生き抜くためのヒントを得られるような、フライヤーで最近よく読まれているタイトルをご紹介してみたいと思います。



0秒で動け
0秒で動け
伊藤羊一
SBクリエイティブ
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0秒で動け
0秒で動け
著者
伊藤羊一
出版社
SBクリエイティブ
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とにかく動け、行動せよということは、ビジネス上、いま最も強調されている価値観のひとつです。とはいえ、何から始めればいいのかわからない、つい二の足を踏んでしまう、という方は多いのでは。そんな方におすすめの本がこちらです。

たとえば、いきなりワイルドな修羅場には飛び込めないけれど、小さな経験から得たものを組み合わせれば、一歩が踏み出せるかもしれない。自分の行動の軸がなければ、尊敬する人だったらどうするかを想像して、その人の「軸」を仮置きしてみる。そんな具体的なアドバイスが盛りだくさんです。

突破力
突破力
メンタリストDaiGo
リベラル社
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突破力
突破力
著者
メンタリストDaiGo
出版社
リベラル社
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限界は、無茶すれば突破できるというものではありません。本書によれば、身体能力や知性、性格は、ある程度遺伝で決まってしまうので、限界は実際「ある」のだといいます。ただ、その限界は周囲の状況によって変わることも、「思い込み」によって自ら限界を決めてしまっていることもあるので、そういう限界は突破できますよ、という内容です。

がむしゃらに自分を追い立てる前に、読んでおきたい一冊です。

ニュータイプの時代
ニュータイプの時代
山口周
ダイヤモンド社
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ニュータイプの時代
ニュータイプの時代
著者
山口周
出版社
ダイヤモンド社
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「自由で、直感的で、わがままで、好奇心の強い人材」、それが、これから評価される人材の姿だといいます。本書は、こうした人材を、旧来評価されてきた人材「オールドタイプ」に対して「ニュータイプ」と名づけ、その思考・行動様式を整理します。

「ビジネス」と、「アートや哲学」を交差させ、つねに新鮮なものの見方を提示してきた著者ならではの洞察が光ります。

自分の価値を最大にする ハーバードの心理学講義
自分の価値を最大にする ハーバードの心理学講義
ブライアン・R・リトル,児島修(訳)
大和書房
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自分の価値を最大にする ハーバードの心理学講義
自分の価値を最大にする ハーバードの心理学講義
著者
ブライアン・R・リトル児島修(訳)
出版社
大和書房
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先に書いたように、パーソナリティはある程度遺伝で決まることは、最近の研究の成果からも明らかです。けれど、本書は、パーソナリティには生まれ持った側面と、変化できる側面があることを理解することが大事だと教えてくれます。

自分のパーソナリティ特性を診断するテストも収録されているので、本書を使って、改めて自分と向き合う時間を持ってみてはどうでしょう。自分を知ると、自分の活かし方もきっとわかるのではないでしょうか。

Think clearly
Think clearly
ロルフ・ドベリ,安原実津(訳)
サンマーク出版
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Think clearly
Think clearly
著者
ロルフ・ドベリ安原実津(訳)
出版社
サンマーク出版
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最後にご紹介しておきたいのが、この書籍です。「思考の道具箱」と称して、よりよい人生を送るための52の思考法を提示しています。「天職を追い求めるのはやめよう」、「楽しさとやりがいの両方を目指そう」といった項目は、人生における仕事というものを考えるときの示唆に満ちています。

よい人生を生きることで、よい仕事も生まれるもの。いったん視野を大きく広げて、人生というものを考えることで、あなたなりのビジネス力が見つかるかもしれません。

公開日:2019/11/18