
2025年上半期、flierで最も読まれたのは?
コロナ禍以降、財形や業務効率化についての本が人気だったフライヤー(flier)で、2025年上半期に圧倒的に読まれたのは、『頭のいい人が話す前に考えていること』でした! 全体的に、先々の人生の時間やお金への不安、展望に注目が集まっていたコロナ禍の状況から、「いまをいかに生きるか」というところに明らかに目線が変わっていっていることがうかがえるランキングです。 AIが導入される職場が増え、フルリモートの状態が変化し、リアルな場面での信頼醸成や能力発揮がより求められるようになっている昨今、小手先だけではなく「頭の中」から変わりたいと考えている人が増えているのかもしれません。
1位の『頭のいい人が話す前に考えていること』はまさにその期待に応える一冊です。トーハン、日販の年間ベストセラー1位になり、2年連続で「日本で一番売れたビジネス書」となりました。「読書が選ぶビジネス書グランプリ2024」でもビジネス実務部門賞に選ばれています。 ビジネス現場で、「頭の悪い伝え方だ」と思われたい人はいません。「あんなスマートに言えたらな……」という共通の願望がかたちになった本として、根強い人気を誇っています。何かを伝えるためには話し方も大切ですが、思考の質が高い「頭のいい人」は、話す前からその準備ができている。わかりやすく、知性にあふれた対話ができれば、相手の信頼も得られる。基本的でありながら見逃されがちだったこの観点について、7つの黄金法則と5つの思考法にまとめられています。 3位の『部下をもったらいちばん最初に読む本』、5位『上手に「説明できる人」と「できない人」の習慣』、6位『こうやって頭のなかを言語化する』、7位『頭のいい説明「すぐできる」コツ』も同じ流れで人気の出ている本かと思います。 『部下をもったらいちばん最初に読む本』(「読者が選ぶビジネス書グランプリ2025」グランプリ)は「頭のいい人」とは少し見方が違っていますが、組織から信頼され、円滑にチーム運営をしていくうえで、「リーダーとはどのような技術を備えているとよいか」がまとめられているという点で、「頭の中」を変える期待感に応える一冊です。個人だけでなく、組織全体が「頭のいい人」になるための基本を説くものといえるでしょう。
タイパを考えた習慣化に注目する人が増えているなかで、今回のランキングでは、タイパだけでは測れない豊かな時間の使い方に着目した本にも耳目が集まっています。 2位の『世界の一流は「休日」に何をしているのか』は、その原則に立ち返らせてくれます。一流は、ただ休むのでも、時間を効率的に「埋める」のでもなく、小さな達成感を積み上げて教養と休養をバランスよくとれるように工夫しているのです。毎週の休日の考え方から変えてくれるでしょう。 4位『朝1分、人生を変える小さな習慣』、10位『いつも幸せな人は、2時間の使い方の天才』(「読者が選ぶビジネス書グランプリ2025」ビジネス実務部門賞)は、一見するとタイパ本のように見えますが、「次のステップに進むために、毎日のミクロな時間を大事にする」という意味で、『世界の一流は「休日」に何をしているのか』と共通の精神があります。実践的なので、ぜひお試しあれ!
そのほか、8位『イシューからはじめよ[改訂版]』(「読者が選ぶビジネス書グランプリ2025」イノベーション部門賞)、9位『DIE WITH ZERO』は、またとないベストセラーで読みつがれているロングセラー。まだ読んだことがないという方は、ぜひこの機会にお手にとってみてください。
気になる書籍がございましたら、まずは要約からチェックいただけますと幸いです。
2024年の年間ランキングはこちら(https://www.flierinc.com/column/rankings2024b)から。 ※ランキングはflier有料会員の閲覧にもとづいて作成されています。
ライター・フライヤー編集部


第1位に輝いたのは『頭のいい人が話す前に考えていること』。2023年のビジネス書ランキングを総なめにし、「読者が選ぶビジネス書グランプリ2024」でビジネス実務部門を受賞したベストセラーが、今年も多くの支持を集めています。
コンサルタントとして3,000社以上の経営者と向き合ってきた安達裕哉さんが、「頭のいい人」のコミュニケーション術を紹介する本書。7つの黄金法則をマスターすれば、人間関係が円滑になり、仕事もスムーズに進むでしょう。


第2位は、『AI分析でわかったトップ5%社員の習慣』などのベストセラーで知られる越川慎司さんの『世界の一流は「休日」に何をしているのか』。
注目したいのは、世界の一流たちが休日を、単なる休息のためだけに使っているわけではないという点。具体的には、土曜日を「チャレンジデー」、日曜日を「リフレッシュデー」と位置づけ、休養と教養を両立させているのだそうです。
エグゼクティブたちの休日ルーティンを取り入れれば、あなたも一流のビジネスパーソンに一歩近づけるでしょう。


第3位は、「読者が選ぶビジネス書グランプリ2025」で総合グランプリとマネジメント部門賞を受賞した『部下をもったらいちばん最初に読む本』。
悩めるマネジャーにとりわけ熟読してほしいのは、「リーダーシップの技術」の章。人間は生まれながらにして5つの基本的欲求を持っており、その強弱のバランスは人それぞれ異なるそう。メンバーと信頼関係を築きたいなら、メンバーの欲求バランスの傾向を把握することが不可欠なのです。
部下との関係を良好にしたいなら、ぜひ本書で紹介されている「リードマネジメント」を取り入れてみてください。


第4位は、韓国のインフルエンサー、リュ・ハンビンさんの『朝1分、人生を変える小さな習慣』でした。『人生をガラリと変える「帰宅後ルーティン」』などで日本でも支持を集める著者が、タイトルの通り、1分でできて人生が変わるモーニングルーティンを紹介する一冊です。
「カーテンを開け、顔に陽射しを浴びながら風を感じる」「起床したら、丁寧にベッドメイキングする」……本書で提案される習慣は、取り入れやすいものばかり。実践すれば、毎日がときめきで満たされるはずです。


第5位は、『上手に「説明できる人」と「できない人」の習慣』でした。「上手に説明できる人」と「できない人」の習慣を比較しながら、シーン別に説明のコツを学べる一冊です。
たとえば、仕事で大事なプレゼンが目前に迫ってきたとき、「大谷翔平が初めてメジャーリーグの試合に出場するときのような緊張感ですよ……」と有名人にたとえるのは、説明が上手に「できない人」。なぜなら、相手が大谷選手のことをよく知らない場合、うまく伝わらないからです。
では、説明上手な人はどう表現するのでしょうか? ぜひ要約をチェックしてみてください。




![イシューからはじめよ[改訂版]](https://static.flierinc.com/summary/18_cover_300.jpg)
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